弱酸性とアルカリ性の違い

弱酸性という言葉を最近よく聞きますが、この弱酸性の意味について紹介します。

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汚れを落とす仕組み

「弱酸性のお肌にやさしい洗顔料」などといったフレーズ、よく耳にしますよね。そのせいで、ボディーソープや洗顔料、化粧水に至るまで、全て弱酸性の方がいいだなんて思っていませんか?肌や、肌についた皮脂や汚れは確かに弱酸性です。

 しかし、だからこそアルカリ性の石鹸を使うことで、中和されて汚れを落とすことができるのです。それでは、弱酸性の洗浄料で、一体どうして身体を洗うことができるのでしょうか?

「弱酸性」は石鹸ではない?!

アルカリ性ではないということは、つまり代わりに何か別のものが配合されて、洗浄力を持っているということです。「弱酸性ウォッシュ」の秘密はここにあります。

弱酸性の洗浄料には、本来の中和による洗浄力がない代わりに、界面活性剤を配合することで汚れを落としています。界面活性剤といえば、洗濯洗剤や食器洗い洗剤にも配合されている成分ですよね。

 石鹸は脂肪酸のアルカリ塩ですから、弱酸性の洗浄料は『石鹸』という呼び名には当てはまらず、洗浄料などの名称で呼ばれています。

なぜ弱酸性が肌にいいと言われているか

強いアルカリ性の石鹸で洗うと、皮膚の表面の皮脂膜を必要以上に洗い流してしまい、かえって肌荒れを起こしてしまう場合があります。こうならないために弱酸性の洗浄料が勧められているわけですが、界面活性剤も配合によっては強すぎる洗浄力を示します。

     
弱酸性か、アルカリ性かということに踊らされず、自分の肌に合った洗顔料を見つけてくださいね。