様々な症状を改善する『漢方』でニキビを内側から治す

ニキビに効く薬の一つとして漢方があります。

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漢方は人が本来持ち合わせている自然治癒力を高め、体調を整えることができるものです。その効力は広く、代謝を高めたり自律神経を整えたり、血液やリンパ、ホルモンバランスを整えるなど、様々な症状に効果があります。

これだけ万能な漢方ですが、ニキビの治療には使用することができるのでしょうか?

中国でもニキビは漢方で治す派!?

中国では日常的に漢方を飲む人が多いためなのか、ニキビで悩む人は少ないのかもしれません。日本で漢方は、病院や皮膚科で処方してくれない場合もあります。そんなときは漢方専門に取り扱っている漢方薬局でニキビの症状などを伝えると相談に乗ってもらえます。しかし、体質によっては効力が得られない場合もあるので注意して下さいね。
 

 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
赤みやかゆみ、痛みがあるニキビ・思春期ニキビ、男性ニキビに効果的です。ニキビ跡になる前に服用するようにしましょう。オイリー肌や乾燥肌の人は荊芥連翹湯を用いると、ニキビが治りやすくなります。

 

 加味逍遥散(かみしょうようさん)
ホルモンバランスの乱れやストレスによってできるニキビに効果があります。ニキビ跡が赤紫色になっている場合にも効きます。女性で貧血気味の人は四物湯や当帰芍薬散を併用して飲むと体が温まり、ニキビの治りも早くなります。

 

 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
色が薄めで初期段階のニキビに効果があります。もし、時間と共に赤みを帯びてくる場合は黄蓍建中湯を服用して下さい。

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ほかにも、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などもニキビに効果的です。

 

 ニキビ跡を残さないために!

ニキビを潰してしまい、凹凸やケロイド状になってしまったニキビ跡を漢方で治療するのは非常に難しいと言われています。ニキビ跡を残さないためにも、体内の血液循環を良くして、皮膚の再生を促す必要があります。血行を良くする漢方として、十全大補湯や帰蓍建中湯、人参養栄湯などが効果的です。

ニキビを治癒する漢方はニキビの症状によって種類が異なるため、必ず専門医に相談してから服用するようにしましょう。