“致死性家族性不眠症”の恐ろしさとは!?

「眠れないくらいで死なないだろう」と思っていませんか?しかし、不眠症は『死』をもたらす可能性を秘めている恐ろしい病なんです。

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ひと昔前、『72時間眠ってはいけない』という内容のバラエティ番組がありました。一晩の徹夜でも恐ろしいほどの眠気が襲ってくるのに、3日間なんて無茶な話ですが、実際に達成した人が確かにいました。

このような挑戦が楽しまれていましたが、実際に不眠が長期間続いたことが原因で死んでしまう恐ろしい病気もあるのです。

不治の病!致死性家族性不眠症

初期症状とは?

40~50歳頃に発症する病気です。発症すると、交換神経が活発化することで眠れなくなったり、高血圧、発熱、呼吸不全などの症状が起こります。

進行すると…?

不眠の症状が強くなり、幻覚や日中のひどい眠気で悩まされるようになります。そして、夢幻様混迷という、突然居眠りをしてしまい見た夢と同じ動作をとってしまう症状が現れます。

症状が進むにつれて、痙攣が起きたり言葉が発せられなくなったりし、食事がのどを通らなくなると痩せ細り、最後には寝たきり状態で死んでしまいます。
原因は遺伝?

少し前に流行したBSE(牛海綿状脳症)の原因である『プリオンタンパク』が、脳に異常に蓄積したことで脳神経細胞が壊れたことが原因とされています。これにより、『眠る』という信号が脳に伝達されなくなるのです。

 患者が眠っている動作を家族が確認していても、本人は全く眠った気がしないといいます。しかも、この病気は遺伝によるものが多いことが特徴です。

治療法はあるの?

残念ながら、現代の医学では致死性家族性不眠症の治療法は明らかになっていません。発症すると3年以内には必ず死に至るという恐ろしい病なのです。もし、家族にこの病気を発病した人がいるなら、自分も発症する可能性があります。しかし、その発症率は50%。必ず発症するというものではないようです。

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発症していないのに、この遺伝子検査を受けるのは非常に勇気がいることです。陽性反応が出れば死は免れないのですから。